「AIを仕事に使ってみたいけれど、何から始めればいいか分からない」。その手前で止まっている、山梨のお店や小さな会社の方のために、この記事を書きました。
今日から始められることを、3つに絞っています。難しい設定はいりません。スマホでLINEができれば大丈夫です。
始める前に:AIは「物知りな話し相手」
AIをひとことで言うと、スマホの中にいる、物知りな話し相手です。
Googleで調べると「答えが書いてあるページ」が出てきます。AIは、あなたのために答えそのものを書いてくれます。「もう少し短く」「もっとていねいに」と頼むと、書き直してくれます。
特別な言い方や命令の言葉はいりません。人に話しかけるのと同じ、ふつうの言葉で書けば動きます。
1つ目:口コミとDMの返事を、AIに下書きしてもらう
お店でいちばん時間を取られて、いちばん後回しになりやすいのが「返事」です。Googleマップの口コミ、InstagramのDM、予約の問い合わせ。
まずはここからAIに頼んでみてください。頼み方は、これだけです。下の文をそのまま貼って、「 」の中だけ、来た口コミに差し替えます。
うちは山梨市のカフェです。Googleマップにこの口コミが来ました。「(ここに口コミの本文を貼る)」。お礼の返事を、ていねいに、100字くらいで書いてください。
出てきた文を、自分の言葉に少し直して送る。これを何回かやると、返事を書く時間が少し短くなり、「後回し」が減ります。
気をつけること:口コミにお客さんの名前が入っていたら、AIに貼る前に名前を消します。
2つ目:お店の説明文を、AIと一緒に整える
Googleマップやホームページの「お店の説明」が、何年も前のままになっていませんか。山梨で「〇〇 近く」と調べた人が、最初に読むことが多い場所です。
AIには、材料を渡して書いてもらいます。
うちは甲州市の美容室です。強みは「子ども連れでも来やすい」「カラーの持ちがいい」「駐車場が3台」です。Googleマップの説明文を、200字で、やさしい言葉で書いてください。「一番」「必ず」は使わないでください。
大事なのは、AIに「お店の事実」を渡すことです。AIは、知らないことを、それらしく書いてしまうことがあります(うそをつこうとしているのではなく、知らないだけです)。だから、営業時間・場所・メニューなどAIが知らないことは自分で入れて、出てきた文も自分の目で確かめます。
3つ目:来週の投稿を、3本だけAIに出してもらう
「SNSが続かない」は、よくある困りごとです。毎日やろうとするから続きません。まず「来週の3本」だけ、AIに案を出してもらいます。
うちは笛吹市の焼き菓子店です。来週のInstagramの投稿を3本、考えてください。1本ごとに、写真に何を写すか、本文(100字)、ハッシュタグ5つ。季節は11月です。
出てきた3本のうち、撮れそうな1本だけやれば十分です。「新作のモンブラン」のように、お店に無いものが入っていたら消します(2つ目と同じで、AIはお店のことを知らないからです)。
AIに任せないこと(この3つは自分で)
AIに頼むほど、「どこまで任せないか」を決めることが大事になります。AIに頼む時の、3つの決めごとです。
- 送る・投稿するボタンは、自分で押す。AIは下書きまで。
- 値段と約束は、自分の口で言う。
- パスワード、お客さんの名前・住所・電話番号は、AIに入れない。
この3つだけ自分の手に残しておけば、あとは安心して任せられます。
うまくいかない時は
「頼んでみたけれど、変な文しか出てこない」。それはAIの力不足ではなく、たいてい材料が足りないだけです。お店の事実(場所・メニュー・強み・口調)を足すと、見違えます。
この記事のまとめ
- 1つ目:口コミ・DMの返事を下書きしてもらう
- 2つ目:お店の説明文を、事実を渡して整える
- 3つ目:来週の投稿を3本だけ出してもらう
- 送る・値段・個人情報は、自分で
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